晴走雨読 -76ページ目

野生

仕事が終わって帰ろうとしてたとき、横の茂みからガサガサという音が。

何かなと思って見てみると、キジのツガイでした。

うちの牧場には飼育している動物だけでなく、野生の動物もたくさんいます。
シカ、イノシシ、サル、フクロウ、コジュケイ、ヤマドリなどなど。
足跡やフン、食べ残し、時には重機で掘り返したような跡(イノシシが虫や芋を探した跡)がそこかしこに。

雑木がほとんど無い植林の山なのでどこに食べるものがあるのかなと思うけど、動物たちはたくましく生きてるんやなぁと実感する毎日です。

美山ツーリング

まだ少し涼しく感じるam.9:00自宅を出発。まずタンクを満タンのするためガソリンスタンドへ。1リッターあたり数円の値上がりでも毎回のこととなるとけっこうイタイ。

琵琶湖大橋の取り付けを西へ。花折峠を越えて葛川から久多、広河原、芦生を経由して茅葺きの集落がのこる美山へ。久多や広河原あたりは道が細くタイトなコーナーが連続する楽しい道。
左にとっても綺麗な水が流れる渓流を見ながら杉林の中を走る。花粉さえ飛んでなければねぇ。

美山に入ってすぐのあたりに手作りハムの店がある。ここにはハム、ソーセージ、美山牛乳、ホットドッグなどがある。牧場直営らしく新鮮で美味しい。
このあたりは峠の陰にはまだ雪が残っているほど涼しい。そのためか、桜のつぼみもまだまだ堅い状態。

少し走って周山街道へ。薪ストーブやアメリカン雑貨の店に寄ってから昼の休憩に「カモノセキャビン」へ。
ここにはいつもライダーがたくさん集まっている。今日も十数人のライダーでにぎわっていた。
名物の大盛りカレーを外のテーブルで食べたあとお気に入りの本「振り返れば地平線」を読む。

約1時間の休憩の後周山街道を走り高雄、嵯峨野を抜けて鴨川の桜を見てpm.4:00帰宅。
今日は峠が多かったせいかよく走ったなという感じ。美山は近場なのでゆっくり走っていられるお気に入りのコースの一つ。

僕はいつも60㎞/hくらいで走る。このくらいが景色を楽しんで快適に走れるのでちょうどいい。

次はどこに行こうかな。

 

いい季節

最近ほんと暖かくなってきたんで革ジャンのインナーベストをはずしました。

下にはシャツ一枚で充分。

つい最近までは、信号待ちで停まったとき冷たい手を暖めるのにちょうど良かったエンジンの熱が、今ではうっとうしい熱さに変ってきた。

でも今くらいの季節が一番気持ちよく走れるからいいんやけどね。

花粉症

うちの牧場がある山はほとんどがスギやヒノキなもんやから当然花粉症。おまけに埃っぽいからそりゃぁもうひどいのなんの。

 

去年は発症する前に薬をもらってたんで大丈夫やったんやけど、今年は行こう行こうと思ってはいながら結局行かずじまい。

 

はぁ~、やっぱり早いうちに病院行っとくべきやったなぁ…。

京都お花見ツーリング

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昨日今日の暖かさで一気に桜も咲き出してきました。

嵐山の枝垂れ桜はほぼ満開、哲学の道は八分咲きくらい(写真は哲学の道)。


今年はカヌーで海津大崎の桜を見に行く予定。
お花見情報を見てると来週末くらいが見ごろかな。

旅のお供

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ニコマートELです。今年の1月に京都のカメラ屋さんで買いました。昔のマニュアルカメラ独特の重量感と機械音がたまりません。最近はちょっと出掛けるのにもいつも持っていきます


たくさんある中古カメラの中でヤシカフレックスと迷ったんですが、最終的にニコマートを選択。

電池はまだまだ普通に売ってるものを使えるし、レンズの選択の幅も広いし。

使ってみて良さを実感。まだまだ使いこなせてないけど、たまに『これはっ!』というのも撮れたりして。

現像するまでどんな写真が撮れてるかわからないのが楽しいです。

今は標準レンズしかないけど、そろそろ100mmくらいのが欲しくなってきたなぁ。

嗚呼、北海道

牧場からの帰り道、ふと前のトラックのナンバーを見てみると「室蘭」だった。これから敦賀港へ行って、明日には苫小牧港に着いてるんかなぁ。

北海道ナンバーの車を見るとわくわくしてくる。
苫小牧港を出て東へ東へ。新冠、浦河、襟裳。そこから北上して帯広、上士幌、足寄、そして弟子屈。知床、中標津、厚岸、釧路、富良野。
北海道ナンバーを見ただけで自分はもう北海道を走っている気分。

はい、どっぷりと北海道ウイルスに冒されてます。それもかなり強力な。

同窓会

今日は専門学校時代のプチ同窓会。

10年ぶりに会う面々はほとんど変ってなくて、一瞬で学生に戻った感じ。
動物飼育を勉強する学校だったので、厩務員、ペットシッター、動物保護など動物関係の仕事に就いているメンバーが多い。

あのころはこんな事やあんな事があったなぁとか、今は何やってんの?とか、馬好きが多いため競馬の話など、話題がが尽きることはない。
10年ぶりとはいえ、気心の知れたメンバーと話すのは楽しい。
でも話の端々に年を感じさせることも。みんな30になったんやなぁとしみじみ。
集まったメンバーがたまたま独身ばかりだったので、その辺の話が一番盛り上がってたかも。

みんなで集まるのは難しいけど、今度はクラス全員でやってみたいなぁ。


愛読書

どこへ行くにもいつも持ち歩くお気に入りの紹介。

 旅々オートバイ   素樹文生著
素樹さんが20代のころオートバイで日本中を走りまわっていたときのこと。
名水で炊いた新米、湯治場の小説家、古い町のジャズ喫茶。五感をフルに使った旅の話は実際に旅にでている気分にさせてくれる。僕が日本一周するきっかけになるなど、大いに影響をうけています。

 振り返れば地平線   佐々木譲著
久志と慎平が6年前の約束をはたすため北海道に上陸。途中涼子が加わり開陽台をめざして走る物語。20年前に書かれた小説やけど、現代に置き換えてみてもまったく違和感を感じない。昨年秋に北海道ツーリングに行ったとき、たまたま立ち寄った喫茶店が実は佐々木さんんもよく来る店だとわかり、その時も持っていたこの本にサインしてもらいました。

両方とも専用の革のブックカバー着けて大事にしています。天気の良い日に外に出て読む本は最高に気持ちいいです。

新入り

新しい乳牛が入ってきました。
毎年この時期に入れ替えをします。これから一年間飼育する間に種付けをして、また来年の今頃酪農家に戻すことになります。
早く大きくなって良い子を宿しておくれ。