819MXパーティー スタート! | 晴走雨読

819MXパーティー スタート!

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またまた前回の更新から4ヶ月も放置してしまった…。
反省。
でも、34才の誕生日を期に復活。







まわりのライダー達が動きはじめた。
僕もぼちぼちスタート位置に行くとするか。
相方にカメラを渡して写真を撮ってもらうようにお願い。

いつもはスタート直後の団子状態に入るのが嫌で後ろのほうにならぶんやけど、今回は前のほうにならんでみる。
みんなやる気満々でアクセルを吹かしている。
僕も負けじと大きく吹かす。
気分は最高潮。

マーシャルの指示で一旦エンジンを切る。
少しの静寂の後、いっせいにエンジンに火を入れる。
左手はヘルメットにあてて合図を待つ。
そしてチェッカーフラッグが振り下ろされた瞬間、クラッチを握りギアを入れ、轟音と共にスタート!

スタート直後コースは急に狭くなり、そこでいきなり団子状態。
でも今回はアクセルを緩めずさらに加速。
まわりとぶつかりそうになりながらも、少しでも前に出る。
その先はウォッシュボードやジャンプ台を越え、嫌な下り坂。
みんなはじめは慎重に下っていく。
下りきったところは田んぼ状態で、轍にタイヤを取られて悪戦苦闘。
ようやく抜け出した先にはこれまたヌタヌタの急な上り坂。
登りきれずに途中で立ち往生したり倒れたりしてるバイクが数台。
隙間ができるのを見計らって突入。
そのすこし先はスタート地点。
無事1周を走り終え2周目へ。

周回を重ねるごとにコースの状態は変わってくる。
泥が掻き分けられて走りやすくなってくるところもあれば、深く削れて躊躇してしまうところも。
それでも周回を重ねるごとにブレーキや加速のタイミングがわかってきて、少しずつではあるけどタイムも上がってきた。

1時間半ほど走ったところでピットイン。
ムスタング号に給油して、僕も水分補給。
そしてすぐにコースへ戻る。

いつも目標にしてるのが、まず自分と同じくらいのレベルの人をみつけて、その人には抜かれないように、少し速い人を抜けるようにすること。
直線で刺すか、カーブのイン、アウト、どちらから抜くか。
追い上げられてきたら、どこまでアクセルを開けていられるか。
駆け引きが楽しくてたまらない。

気がつけば、残り時間は15分を切った。
喉はカラカラ、体力は限界。
でも、もう少し頑張ろう。

向こうのほうでは次々とコースを出ていくライダー達。
僕もチェッカーフラッグが振られている前を通り、ゴール。
ピットでは、相方や友達が出迎えてくれた。
長いような、短いような、3時間耐久レース終了。